「ゴルフの発祥地は中国です」
ゴルフを少しでもかじったことがある方は、
猛烈に反論し、スコットランドではないかとお答えになるのでは?
以外な国も含まれています
この記事でわかること
- 中国発祥説の文献が新たに発見される
- オランダ、ローマにもルーツがある
- Golfの語源は、オランダ・スコットランド説が強い
人に話したくなるゴルフ4つの発祥説です
スコットランド説
1つ目はスコットランドの羊飼いが棒で石を転がし、
ウサギの穴に入れて遊んだのが始まりと言う自然発生説をとなえる、
スコットランド説です
大体のゴルフ雑誌などで発祥説として書かれています
大体の皆さんが一番に想像していた発祥説です
リンクスという大きな自然からの送りものがあって、
はじめて成立するのかもしれません
ゴルフを愛する日本人はこのスコットランド発祥説が大好きです
牧歌的な雰囲気があるからでしょうか
しかし、はっきりとした根拠になる記録はないようです
個人的には、スコットランド説を押したいです
ゴルフのプレー形態、語源、コースについてトータル的発祥地として優れていると思います
リンクスも神々が作ったコースで、スコットランド特有なコース形態となっています
次にご紹介する中国説は、文献等がそろっていますが、スコットランド特有のリンクスが足りないように感じます
みなさまは、いかがお感じでしょうか
中国説
中国ではゴルフのことを「ツイワン」と呼び943年に刊行された南唐の司書の中に登場するようです。「ツイワン」を書いた壁画が残っていて、
4人の男がゲームを楽しんでいる様子が書かれています
驚くことに、カップが切られていました
文献として初めてゴルフが登場するのは、
1457年にスコットランドのジェームス2世が出したゴルフ禁止令とされています
ゴルフにはまった貴族たちが武技弓術の鍛錬をサボるのが目に余った為に出されたようです
しかし、中国説ではジェームス2世より500年ほど早く文献に登場したことになります
競技ルールも現代とほぼ同じ運用がされていたようです
中国恐ろしいですね
オランダ説
オランダに14世紀にコルベン(Kolven)といった遊びがあり
それが元になったと言うオランダ説です
真鍮でできた長い棒でクリケットボールぐらいの大きさのボールを、
打つ遊びが行われていて、これがゴルフの起源であるという説です
遊び方は、12~40メートル離れたポールに少ない打数で当てたほうが勝ちといったルールーですので、現在のゴルフに似ています
ローマ説
ローマ帝国がスコットランドに侵略した際、
兵士によって「パガニア」という競技が伝えられて土着してゴルフに発展したという説です
「パガニア」も最小打数を競ったようです
「パガニア」は木の根を丸く削って打ち転がす子供の遊戯風景を、
地方からローマに戻って見よう見真似で我が子と庭で戯れたのが始まりと言われています
ローマ帝国の一地方の子供の遊びが、
スコットランドに輸出されたようです
いろいろ書いてきましたが、
真偽については本当に分からない部分が多い、ゴルフの発祥です
ゴルフの語源
Golfという名前の由来に関して言えば、
スコットランド語の「Gowf(打つ)」が語源だとするスコットランド説
オランダ語の「Kolf(打棒)」あるいは「Kolven(コルベン)」が
スコットランドに渡った際に頭の「K」が「G」に転じたというオランダ説があります
まとめ
3国発祥説は昔から言われ続けてきました
ここに中国が割って入ってきました、それもちゃんとした文献を揃えてです
この記事でわかったこと
- 中国発祥説も文献があるので、否定できない
- オランダ、ローマにも起源としてのトピックにあふれている
- Golfの語源は、オランダ・スコットランド説が否定できなほど強固である
ゴルフの発祥がスコットランドであろうが、オランダでだろうが、
ましてローマであろうと、中国であろとゴルフの面白さの本質は変わりません
私は暇があれば、ボールを打ち続けます
ゴルフで楽し人生を
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