ほとんどのゴルフ場で、乗用カートが使われています
初心者のかたは、乗用カートのについて分からないことが多いと思います
簡単な乗用カートプレー時の注意点を記載いたします
この記事でわかること
- カートの基本的な席順
- 乗用カートでのプレーのしかた
- 運転時の注意
- 誘導式カートの使い方
カートでのゴルフは簡単だと思える内容です
安全に楽しくプレーしましょう
乗用カート
最近はフェアウエイに入れる乗用カートが多くなってきました
昔は憧れでした
キャディーさんが押す手押しカート、乗用で誘導式のカートついにはフェアウエイ通行可の乗用カートです。やっとアメリカンです
新しい道具が増えるに従い、使いかたも時代に合ったものが必要になります
今回は乗用カートデビューです
席順
私は席順はどうでもよいと考えていますが、気にされる方はとことん気にされますよね
私の経験上カートの席順は大きく2通りと考えています
- 動きやすさ優先パターン
- 接待タクシーパターン
「動きやすさ優先パターン」はキャディバックが基準になります
キャディーバックが進行方向に向かって右側に2こ固定されていれば、
右側の前後に座ると進行がスムースになります
カートから降りてそのまま回り込めば、自分のバックに最短距離で到着します
合理的といっったら一番合理的な座り方だと思います
メンバー同士でプレーする場合はこの「動きやすさ優先パターン」が多かったです
しかし、上座を気にするお年を召したかともいらっしゃるので、最年長者・役職の高い人を進行方向右後方に座っていただく「接待タクシーパターン」も頭の隅に置き、カートに乗車します
タクシーなどと同じで、進行方向右後ろが上座になります
カートの場合ほとんど左ハンドルですが、進行方向右後ろが上座と考えて対応したらよいと思います
経験上、自分が偉いと考えている人は、自分で右後ろの席に座っている場合がほとんどでした
「2つのパターンがあるな」ぐらいに考えていてください
正解はありません
カートプレーの基本
自分のボールばかりに集中すると、周りが見えなくなり、カートを置き去りにしてしまします
4人で周囲の同伴者の状況に、気を配りましょう
運転が無理の場合はお互い声掛けを行い、運転してもらうようにします
打球ばかりに目が行きがちですが、自分以外の3人の動きと場所にも気を使ってプレーしましょう
OBを打ったり、バンカーに入ったりすると、余裕がなくなりついつい、カートのこと事を忘れがちになります
後戻りするのは大変なので、みんなで注意し合いましょう
声かけも時には有効です
最悪の状態は、4人がグリーンに上がっても、カートがセカンド地点に残っている状況です
昔、一度ありました
後続にも迷惑を掛けますし、私の心が折れました
カートは一番遅い人に合わせて進める
打った自分のボールの位置はとても気になりますが、一番遅人に合わせてカートを進行します
1人置いて先に進んでしまうと、置いて行かれた人がクラブをカートに取りに戻ったり、打つ準備をするためにいろいろと、余計な時間がかかります
私は効率がやや悪いのですが、ボールを打つ人の後でカート待ち、打った人をピックアップするように、進行するようにしています
このパターンでは、人を忘れることがありません
しかし、OB杭の付近へ打ったり、谷底にボールを打った人は、視界から消えてしますので、現れるまで探しに行くためにおりた場所を動かないようにしています
カートは上級者が運転する
カートはナイスショットした人が、みんなのプレーを見ながら運転したほうが状況を見ることができて、スムースに運びます
フェアウエイの一番遠くに飛んだ人(上級者)が運転する場合が多くなります
第2打は、グリーンにボールが乗った人、ホールに一番近づいた人が運転したりと、個々の状況を考えて、運転する人を変えながらホールアウトします
上級者の場合、ドライバーはフェアウエイキープで距離も出てますし、セカンドもグリーンにオンする確率も高く、たえずハンドルを握ることになります
私も、そんなプレーヤーになってみたいです
グリーンまで来たら
4人がアプローチを始めたら、カップに一番近い人が、次のホールへの停車線までカートを進めます
運転するプレーヤーは全員のパターを持っていきます
アプローチの時点で、クラブとパターを持ってプレーすると、進行が速くなります
運転の注意点
カート運転時の注意事項
- スピードを出しすぎない
- 下りは、遅いと感じるスピードで
- 降りるときはブレーキロック
- 親指をハンドルにむやみにかけない
当たり前のことですが、カートは自動車ほど曲がることに関して得意ではないようです
タイヤも思うほどグリップはありません
スピードは出さない!
昔先輩が運転する乗用カートの助手席に座った時のことです、先輩はカートの運転に慣れているらしく、下りのコンクリートで舗装されたカート道をかなりのスピードで下りました
コースとコースをつなぐ接続の道だったと思います
右カーブに差し掛かりブレーキを掛けたところ、タイヤがスリップして真っ直ぐに谷に向かい、そのまま道路から逸脱し、谷に落ちました
落ちる時にはカートが大きくバウンドして、天井に頭をぶつけてしまいました
カートが横転しなかったので4人とも打ち身のみで、大きなケガはありませんでした
ゴルフ場のアップダウンは日常では経験しない起伏であり、カートのタイヤのグリップは思っているより弱いということを勉強しました
事故とケガの無いように、ゆっくりと慎重にカートを運転してください
ブレーキをかける
ブレーキをかける
当たり前だと感じる方がほとんどだと思います
カートを斜面に止める時には、しっかりとブレーキを踏みこみましょう
最近のカートでは見かけませんが、昔のカートでは停止後しっかりとブレーキペタルを踏み込まないとパーキングブレーキが掛かりませんでした
斜面を無人で動くカートを何度か見た覚えがあります
親指はハンドルにかけない
カートのハンドル横バーに親指を掛けることに私は躊躇します
ハンドルの揺れ戻しで、親指を突き指したことがあります
ゆっくりと曲がっている時に、偶然穴にタイヤがはまり、曲がるために切っていた方向と逆の方向にハンドルが揺れ戻り、曲げていた親指を突き指しました
こんなことがあるんだなと驚きました
皆さん注意してください
メンテナンス・フェアウェーには乗り入れない
多くのゴルフ場ではメンテナンスなどフェアウェーにカートを乗り入れることができない部分が出てきます
「乗り入れ禁止」の注意杭、表示に注意して、プレーしましょう
乗用カートの場合、カートの自重により芝をだめにしてします場合があります
乗り入れ可能区間が曖昧であれば確認が必要です、キャディーマスター室等で確認してください
芝の保護のため、禁止区間には乗り入れることはやめましょう
誘導線式乗用カート・手押しカートの場合
乗用カートでフェアウエイへの乗り入れ可能の流れができる前は、誘導線式乗用カートまたは誘導線式カートが主流でした
新しくゴルフを始めて方は、誘導線式乗用カート、誘導線式カートについてあまり知らないので誘導線式のお話をいたします
誘導線式カートの場合は、リモコンがつきます
誘導線式のものは、コースのポイントポイントでカートが止まるように出来ています
止まるポイントはゴルフ場が設定していて、ティーグランドのホワイトティー付近、セカンド地点付近、グリーン付近などが多くポイントとして指定してあります
誘導線式カートの進行も一番遅い人に合わせることが基本です
誘導線式の特徴
誘導線式の場合、要所要所で止まるので、どこにカートがあるか確認して進みます
何もしないと停止ポイントで指示があるまで止まっています
全く前には動きません
リモコンで移動の指示を出さない限り、同じ地点で止まったままなので、4人ともグリーン近くに来てパターを用意しようと思っても、カートはセカンド地点付近に止まったままという状況がありました
進行具合に目配せできる人がリモコンを持ったほうが良いです
リモコンは上級者が持つ
リモコンは一番うまい上級者または、コースをよく知っているメンバーが持つようにします
乗用カートと異なり、運転は自動的に行われますので、誘導線式乗用カートは初心者が運転席に座っても問題ありません
カートがコースを外れることはありませんし、ボタン1つで走り出したり、止まったりします
カートスピードも安全なスピードに設定されています
カートと一緒か、カートが後ろ
最悪なのは、カートを自分たちより先に行かせてしまった場合です
手元には意図しないクラブが残り、カートまで取りに行かなくてはなりません
めったに起こることはありませんが、
停止ポイントで止まっている時不用意にリモコンのボタンを触り、
カートが次の停止ポイントまで進んだ場合などです
誘導線カートの場合は自分たちの後ろからついて来るぐらいがちょうどよいです
前の組に追いついた時
カートでのマナーになりますが、前の組に追いついたときの注意点です
前の組がティーショットを打つ場合、大声で話したりしてはいけません
できるだけショットを打つまで話さないようにします
ゴルフ場では話し声が町と異なり遠くに響きます
注意が必要です
カートの駐車位置もできれば離れたところで、視界に入らないところで止まるようにします
前の組の人が不愉快にならないようにしましょう
カートの前は危ない
誘導式のカートは人がいなくても動きます
動いているカートの前を横切るのは止めましょう
前面にセンサーが付いていないものもあり、最悪カートに轢かれることもあります
まとめ
自走式カートで、下り坂のカーブが曲がり切れずに横転したといった話をよく聞きますし、体験しました
自走式カートはスピードを落として運転しましょう
誘導式カートの場合、グリーンに近づいたらアプローチに必要なクラブと、パターを持ってグリーンに向かいましょう
ポイント
1,上級者が運転する
2,4人で回りに気を配りながら声を掛けながらプレーする
3,遅い人に合わせる
自走カートでの事故は、大きな事故につながります、慎重に運転をしてください
ゴルフで人生を楽しく
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