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パッティングでメンタル強化する考え方、練習法

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ショートゲーム

ゴルフのプロでも総ストロークに占めるパット数は、半分程となっています

パットは初心者でもそこそここなせますが、メンタル的にたいへん奥の深いショットです

どれだけパット数が減らせるか、自分の思ったように打てるか?

すべてのゴルファーの悩みです

この記事でわかること

  • パターのメンタル的な要因
  • 私のパター地獄体験
  • 芯に当てるための練習、5種類

少しでもカップに近寄り、入れるようにするための練習は欠かせません

メンタルの部分と、技術の部分から見てみましょう

ニャン子

パターって私でも打てるし、ゴルフの中では意外と簡単と思うわ
カップに入る音が気持ちいネ

ニャン吉

転がすということで、誰でも簡単にパターできるョ
でも、1打を争う競技会などではプレッシャーは、半端ないョ
パターイップスという心の病気もあるョ

ゴルフパッティング心理的な考え方(私の思考のガス抜き)

「パターは簡単である」そのとおりである

「パターは難しい」そのとおりである

自分は、両方であると声を大にして叫びたい

わたしはパターには、3つの要素があると考えています、方向、距離、こころもち(メンタル)です

「方向」、「距離」は技術的な物、こころもちは(メンタル)は心理的な物で、一番厄介なものはこころもち(メンタル)だと思います

こころもちは、腕の動きに制限を与えたり、強く介入したり、強気になったり、弱気になったりさせます

「する」のではなく、「させられる」のです

「させられる」期間は、自分が失敗と感じてから、自分が成功と思うまでであります

メンタルが弱いので

わたくしの悪い例 : 下りの早いスライスラインのワンピンパットの場合

「打つとカップを通り越して、2mぐらい行きそうである。距離の半分の強さで打とう

スライスラインのまがり幅はカップ3つ分ぐらいで」

方向と強さが決まったから、これで打とうとなるんですが、「本当にそうなの?」と疑問符が出てくる時が自分としては危ないのです

自問自答を何回もしつつ、同伴者の打席が終わり打つことになる。本当は、打たされてしまいます。決心がついていないからです

結果が悪いと、自己嫌悪、自分自身を責めるの負のループの始まりです

自分を疑う行為は1回では終わらず、次のパターのときにも頭の中に表れて、同じように問いかけます

「ラインはあっているの?強さは?」

この問い掛かけが残りホール続き、家に帰ると、今日のパターは何だったんだろうと原因究明に時間を費やすようになります

それ考える時間は、自分の考えた通りに打てるまで、考え続けます

更に、「自分が考えた通りとは?」

次のゴルフのラウンドまで続きました

次のゴルフ競技会のスタートホールで、下りのラインを強く打ちすぎて、グリーンからボールをこぼしてしましました

グリーンからボールがこぼれた時、ゴルフをやめようかと思いました

分析を辞めました、自問自答はしないようにしました

開き直り、考え方を変えました

このような思考のループが次のラウンドまで続くと、次のラウンドのパッティングがさらに重たいものになります、前回の失敗の原因究明が積みあがった状態で、パットをするからです

自分は本当に打てるの?手は動くの?こんな感じです

経験をした方はいらっしゃいませんか?

だから、考えを切り替え、最近はこのように考えることにしています

パターの考え方

  • 距離は4パターン(3,5,10歩の距離、10歩以上)でよい
  • スパッツ(方向)は必ず決める
  • 決めたことを失敗しても、後悔はしない。原因究明しない。受け入れる

パターの技術的な部分である、「芯で真っ直ぐに打つ」は出来ている前提で考えます

あえて出来ているかどうか、疑いません

プロはこの辺のベーシックな部分から考えて、基礎を築いていきますが、アマチュアである自分は、家でのパターマットで習得できているとの前提より考えを始めるようにしました

「芯で真っ直ぐに打つ」はあきらめました。だいたいできているで、OKを出します

次に、「自分の決めたことを実行して、失敗したんだから」と、精神的なストレス軽減を図ることにしました

フックラインで、真っ直ぐに30㎝ぬけた場合でも、「自分はカップ2個のフックラインで打ったので、自分の考え通りである」と心に落とすことにしています

パターの「フェイスが開いて、フックしなかった」「タッチが違っていた」とかは考えないようにしました

考えすぎていたら、腕が動かなくなる一歩前まで行きましたので・・

パターの芯で打てて、4種類の距離(3、5、10、10歩以上)を打ち分けることができるようにしました

自分自身を納得させるための練習が次の「パターの練習」の項目です

これらの練習をすることにより、「しょうがない」を獲得しました

パターから打ち出されたボールが、カップに入りそうなぐらい近づいている画像

パターの練習

私のパター練習は、メンタルを正常に保つための練習です

パターの練習は家で毎日できるから、試してもらいたいです

芯に当てる練習になり、距離の誤差が少なくなります

不調のときこそ、これらのドリルを行い、精神的に追い込まないようにしています

パッティング時カップを見ながら打つ

自分の元来持っている距離感を磨く練習です

やや感覚的な練習になります

「カップを見ながらボールを打つ」

ごみをごみ箱に投げるように、自分の経験から得た感覚を頼りに、カップにボールを転がしてみてください

自分が思う以上にボールが近寄りませんか

初めは、3メートルほどから始めて、5メートル、10メートルまでの距離をのばしていきます

入れることが目的ではなく、カップに寄せることが目的です

カップを中心に、自分でOKが出せる円を想定してもよいかもしれません

初めはワンピン、次は1.5メートル段々と円を狭めていけば練習の質は上がります

ボールとのコンタクトも肩でのショルダーストロークで一定のリズムで、動かし、芯に当てるようにします

クラブの芯で打つことより、距離感を鍛える感性の練習をしてみてください

難しい練習ですが、ごみ箱にごみを投げ入れれる方は、基礎的な感覚を持っていると思います

バックスイングをしないで打つ

肩の動き、左手首の固定と引きを練習します
射出ラインにヘッドをまっすぐ出します

このバックスイングをしないで打つ練習には2つの道具が必要です、

ゴルフボールと四角い空箱です

ゴルフボールの場合

弧の動き、直線の動きを覚えます

ゴルフボールの後ろにパターヘッドを置き、バックスイング無しにボールをカップ方向に押し出します

左手首を固定して、両肩の振り子のように動かします

右手首も、左手首と同じように固定を忘れないでください

頭の中にイメージを作ります

バックスイングをしてインパクトを迎えるイメージを先に作り、ボールを前に押し出すとリズムが生まれ、うまく押し出すことができます

バックスイングのイメージがない場合、押すというより、爆発でボールが飛んでいくイメージに近くなると私は感じました

皆さんは、バックスイングのイメージが必要ですか

それとも、自動車が制止から加速するイメージでしょうか?
爆発のイメージでしょうか?

自分のイメージを大切にボールを押し出してみてください

クラブヘッドをボールに対して直角に当て、押し出さないと、ボールはまっすぐに転がりません

左手首の具合、肩の押す具合等々の調節をこないながら練習をしてみて下さい

四角い空き箱の場合

弧の動き、直線の動きを覚える練習です

四角い空き箱にパターヘッドを密着させます

ストロークして空き箱を前に押し出します

これもボールのときよりもやや難しいかもしれません

面がしっかりと箱について押し出され無いと、空き箱はそのままで前には動きません

よじれたりして、まっすぐには押し出せません

アドレスの状態の箱の向きのまま、やや内側に箱が滑る(弧のストローク)ことができれば、パターのフェイスが真っすぐに保たれつつ、箱を押したことになります

パターのフェイス管理ができたストロークをしたということです

直線的にストロークする場合は、箱の向きを保ったまま箱は直線的に動きます

直線的、弧的のパターヘッドの動きの絵

個人によりパターストロークは直線的、弧状と2つのパターンがあります

自分のストロークに合った練習方法を選択してください

池に囲まれたグリーンを見下ろす画像

右手1本で打つ

右利きの場合、本来のショルダーストロークでの感性を呼び覚ます練習です

右手手首の角度の再確認が必要です

右手1本でストロークを行うことにより、
ショルダーストローク出来ているかの再確認を行うこととなります

両手でのストロークの場合、無意識のうちに右手、左手のどちらかに余分な力が入っている場合があり、そのことによりストロークが安定しません

右手1本でストロークすることにより、右肩に連動する左肩の動きを確認できます

意外と右手1本でも距離感が合い、方向性もよい場合があります

右手首1つを意識することによって体全体の調和がとれるようです

できれば、方向と距離を合わせるように練習しましょう

自分は肩が回らない、不調時によくやります

1メートルを集中して入れる

精神的な拠りどころを作る練習です

1メートルのパットを連続して何回も入れることにより、1メートルは絶対に外さない

真っすぐ打てるといった自信を植え付ける練習となります

連続してカップに入れる場合は、強さについて考えていない場合がある

もう一段上の練習としては、届くか届かないかギリギリのタッチで1メートルを入れ続ける練習もある

1メートルギリギリで連続練習は高度である

室内でもパット練習器で1メートの練習はできる

最後にゴロンと落ちる力具合で連続してカップに入れるようにする

私は1メートルの自信をつけるために、1カ月かけて毎日1メートルパットを打ちました
約1600回連続して入れることができましたが、タッチは強めでした

ジャストタッチ(コロンと入る)では7回が限界でした
タッチは重要です

この程度の練習での精神的ストレスは耐えれるのですが、本番では難しいです

コインを使ってレベルストロークを

ボールの赤道をパターの芯で打つことにより、一定した距離を打つようになります

レベルでヘッドを振る練習です

10円玉を3枚重ねて、1番上のコインのみ打つ練習です

初めは3枚とも打ってしまうかもしれませんが、そこはあきらめないで続けてください

1枚だけもしくは、2枚だけ飛ばせるようになってきます

レベルで振ることができている状況です

3つ重ねたコインの一番上をパターヘッドで打つ絵

地面から一定距離でパターヘッドを通すことにより、ボールの赤道をきっちりと打ち抜くことができるようになり距離をコントロールする精度が上がります

ストロークは2メーターぐらいの力加減で、一定したリズムで振ようにします

3枚積み重ねたものを、1枚のみ打ち抜けることを最終目標に根気よく練習します

最後の1枚はヘッドとコインが触れる「カッ」の音が出るだけでも上出来です

ニャン子

パター練習をして、自分の思い通りに打てるようになるョ
芯に当たる確率が高くなるんだよね

ニャン吉

地味な練習だけれども、家で練習が出来るので試してョ
パッティングが上手くなると、ゴルフが楽になるョ

ニャン子

頑張って、自分のモノにするわ

まとめ

メンタルの部分を書きました

正解がない部分ですが、自分の経験をもとにパターの心理状態を書いてみました

一種の割り切りが必要に思えます

ものごとを追求することは非常に大事なことですが、度が過ぎてしまうと、取り返しがつかないことになります

ほどほどに行きましょう

パッティングのメンタル対処法

  • 自分で決めたことを完遂する
  • 原因は探しても見つからないから、ほどほどにする
  • パターを失敗しても命を取られないし、恥ずかしくはない

パター練習について代表的なものを書きました

自分の打ちたい距離の力加減で、パターヘッドを射出ラインに直角にしてボールの赤道をヒットする
これが理想です

理想は理想として置いておき、ほどほどの基準を作って、練習するようにしましょう

自分自身が納得できる練習を、日々しましょう

ゴルフで楽しい人生を

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