『Golfboy』(ゴルフボーイ)iPhoneの弾道測定アプリで有名ですが、パッティング解析パートもあり、パターに悩んでいる人に最適なアプリです
ここ一番でパターが入らないと、気持ちが落ち込みます
自分のパッティングで左に引っ掛けるクセをGolfboy(ゴルフボーイ)で解析し、パターの修正方法を探していこうと思います
どうしても入れたいパッティング時に左に引っ掛けるクセがあり、大事なときにでてしまいます
競技会などで、ここ一番のパットがスライスせずに抜けていく理由や、強く打つと左に引っ掛ける理由を探してみたい
これを書いている、5月中旬には、「Golfboy」のバージョンアップが行われ、マニュアルがよりわかりやすいものに変わりました
前のマニュアルより、各操作がビジュアルでよりわかりやすくなりました
追伸 パッティングを修正後5ヶ月経ちましたが、「自分の癖」がわかっているのでオーバー気味のパッティングできています
この記事でわかること
- Golfboy解析での自分の打ち方
- 修正の方向性決定
- 修正の方法の具体例
皆さんは、パッチングのクセはありますか?
フックラインは得意だが、スライスラインは全くよらないとか、ここ一番入れなければならないバットのときにはショートしてしまう、とか言ったことです
自分は左に打ち出す傾向があるように思えます
そこで、弾道解析アプリの「Golfboy」の中に入っている「パッチング解析」を使い自分の癖の本当の姿をあぶり出そうと思います
「Golfboy」はアイホンで使えるアプリで、カメラで解析をしてくれる優れたアプリです
クラブヘットの動きが、見れることで、自分のクラブの動かし方を客観的に分析できます
今回は三脚の高さを100センチとしてグリーンスピード9フィートとの設定で計測しました
『Golfboy』で現在のパッティングを解析してみる
パッティングスタイルとして、
- ボールは左足の踵の前
- フェイスは極力開かないように、直線的なテイクバック、フォローをここがける
- 首の根元を中心としたショルダーストローク
よくあるスタイルです。ボールの位置が特徴があり、左寄りである
Golfboyで撮影し、クラブパス等についての状況を確認しました(現スタイル)
9フィートのスピードで、3メートルのパッティングを設定し、打ち方を分析しました
上の画像を見ると、インパクト時にフェイス角が左に1°向いていることがわかります
バックスイングの幅は問題ありませんが、フォローの幅に差が多くあることがわかります
軸が左に傾いている
パッティングの問題点として
- 自分のクセとしては、ここ一番にボールを引っ掛けることです
- 今回の分析のより、原因はインパクトのフェイスがL1°と思われる
フェイス角0°、打ち出し角度0°を目指したいと考えています
更に仮説を立てて、解析をおこなう
左に打ち出す、理由としてフェイス角が左を向いているので、できれば、0°でのインパクトを目指す
インパクト0°仮説
- ボールの置く位置をやや中心にする
- ショルダーストロークの軸を右に倒してみる
- パターを変えてみる
ボールの位置を変えてみる(中心に寄せる)
現状のパッティングはボールは左足踵前なので、普通より左に置いている傾向である
今回ボールを2個ほど中央寄りに動かして、真ん中に置くこととした
ボール位置を真ん中にして、5球「Glofboy」で解析してみたのか下の画像である(新中スタイル)
ボールを中央にすると、フェイス角0°でインパクトを迎えることが出来ているようである
打った跡の、フェイスの開閉状況は右に向いたままである
元のパッティングでは左に閉じた状況と比べると、ボールを真ん中に置くことに寄り、カップ方向にフェイスを押していくような状況でフォローをとっているようである
ボールの位置によるフェイス角の違いを比較したものが、下の2つの図である
簡単にまとめると
ボール位置が左のかかと前
- フォロー終了時のフェイスの向きは左に閉じた形(L12°)である
- インパクト時のフェイスの向きは1°左向きである
- トップ時のフェイスの向きは同じである
ボール位置が真ん中
- フォロー終了時のフェイスの向きは右に開いた形(R9°)である
- インパクト時のフェイスの向きは0°で理想的である
- トップ時のフェイスの向きは同じである
ボールの位置は重要であると言われるが、置く位置をボール2個左に置くことで、フェイスの向きが改善されたのが驚きである
不可解な数値が、フェイス角0°では打ち出し角L1°となりフェイス角L1°では打ち出し角0°となり、0度でフェイスがあたっても打ち出し角が0°にならないのがよくわからない
クラブの芯にあたっていないためであろうか原因は不明である
仮説の第三項目の「パターを変えてみる」で検証する
フェイス角0°仮説
- ボールの置く位置をやや中心にする
- ショルダーストロークの軸を右に倒してみる
- パターを変えてみる
次に、パターを変えてみて、従来のボールの位置(左踵前)と、真ん中での新しいボールの位置を試してみようと思う
パターを変えてみる(ネオマレット→マレット)
ボールは左足踵前(現スタイル)
打ち出し角はL1°とクセの通りである
クセというよりボールの位置のにより、内側に巻くように打っていたのかもしれない
ボールは真ん中(新スタイル)
打ち出し角は0°と理想的であるが、フェイス角がL1°とクセがそのまま出ているようである
それと、円の中心を貫く垂線がやや左に傾いているようである
ボールの位置で、フェイス角の変化、打ち出し角の変化が見られなかった
うまく再現できなかった理由として
- マレットタイプのパターでは、ボール位置中央は相性が悪いのかもしれない
- それと自分が合わせに行ったために、軸がやや左に傾き、フェイスが被った状態になったのかもしれない
マレットは昔のエースパターで、最近3年間は使っておらず、データを取るために持ち出したものである
この最近使っていないことが、一番影響があったのかもしれない
『Golfboy』パター解析での修正後の感想
今現時点でのボールの位置の変更が一番ベストな変更であると思われる
パッティングの軸の変更、パターを変える事も考えたが、現時点では現実的ではないようである
ボールの位置はよくレッスン書で話が出ているが、弾道計測アプリのGolfboyによりインパクトのフェイス角、打ち出し角、軸の傾きがわかることにより、イロイロなアプローチが可能となった
素人の私が、このように理詰めで修正できるのであるので、上級者とっても簡単で有効な器具と考えられる
まとめ
修正ポイント
- ボールの位置を真ん中に変更して、従来通りのストロークを行う
- フォローは体に巻き付くように行わず、カップ方向へ押し出すようにする
- バックスイングの目安を変更する
- 競技会などのプレッシャーのかかる場面での結果を踏まえて、修正を行う
パッティングはスコア減少に直結するスキルであるが、あまり突きつけることはしない
今回、自分の弱点を弾道測定アプリで可視化しつつ、課題を考えて修正を行った
弾道測定アプリの数値の正確性を問題にするのではなく、大体の傾向を表していると割り切り、クセの修正を行った
フェイス角と打ち出し角の関係がよくわからないままのフォーム修正であったが、一つの気づきをもらえたようである
まとめでも書いたが、競技会などのプレッシャーが掛かった状況でどのような結果が出るか興味がある
少しでもスコアを減らしたいアマチュアゴルファーの救世主となるかもしれない
これからも、ベストスコアを目指して精進していきたい
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