ゴルフ場デビュー、緊張しますよね
ラウンド中にはスコアカードを付けます
スコアカード記入の仕方、注意点等について書いていきます
ラウンドはプレーファーストで
プレー前
スコアカードは、どこにあるの
基本的にはスコアカードは、ゴルフ場についた時に、
受付で渡されたカードホルダーに入れて記載します
スコアカードはクラブハウスの出口付近や、キャディーマスター室の前などに置いてあります
記載する鉛筆の芯が付いたPegcilも忘れずに

名前を書く
スコアカードには名前が4つ書ける欄があります
①自分の名前は、一番目立つところに書きます
各ホールのヤーテジの書かれている部分の一番近いところに書きます(左だったり、一番上)
2番目は、今回の組の中で一番偉い人順や、役職順、年齢順等に書いていくと差しさわりがありません
出来ればフルネームで書きましょう
名前が分からない場合は、事前にキャディーバックのネームタグを見たり、
〇時〇分スタートの組み合わせについてキャディーマスター室で聞いてみてください
教えてくれるはずです
マーカーが必要な場合
コンペや競技などで他人へのマーカーが決められ、ていたら、自分の隣にマークする人を書いたほうが良いかもしれません
Aさん←Bさん←Cさん←Dさん←Aさん
②マーカーとは、上の場合、AさんのマーカーはBさん、BさんのマーカーはCさん、
CさんのマーカーはDさん、DさんのマーカーはAさんと、
1人に1人付き提出されたスコアに間違いがないか確認する人です
「Attested by」にサインをする人です
自分のスコアに間違いが無い場合「Player’s Signature」 ①自分の名前
「Attested by」 ②マーカーが署名します。そしてスコアカードを提出します
コンペ名とかプレー日が書ける欄もあります
全体図やこのカードのようにホールごとに、トイレと避雷舎の場所が、書かれています
雷雲が近づいたらプレーを中断してクラブハウスに帰るか、避雷舎に逃げ込むかしましょう
キャディーマスター室から、無線で連絡があると思います
ゴルフ場で一番怖いのは、雷です。安全の確保は最優先です
プレー中
各ホールでの③自分の打数と、一緒に回った人の打数を記入します
点線で2つに区切られて右の狭い欄には、グリーン上での④パット数を記載します(グリーンにボールが乗ってからカップに入るまでに費やした打数)
パット数は自分の打数だけ記載するのが一般的です
他の人のパット数をあえて記載しなくてもよいでしょう
パット数は自分の練習課題の抽出の為と考えてください
ですので、自分の物も必要ないと感じたら、書かなくてもよいです
初心者場合、ホール終了時、カートへの移動中や、カートに乗車後に
自分から結果を皆さんに声を出して報告したほうが好感を持てます
「6打です」等々
一緒に回っている人で、多く打数を打ち気分が落ち気味の方がいたら空気を読んで、
少し時間がたってから聞くようにしましょう
もしかしたら同行者がこのように言うかもしれません
- 「アルバトロス」 規定打数より3打少ない打数で終了
- 「イーグル」 規定打数より2打少ない打数で終了
- 「バーディ」 規定打数より1打少ない打数で終了
- 「パー」 規定打数通りの打数で終了
- 「ボギー」 規定打数より一打多く打ち終了
- 「ダブルボギー」「ダボ」 規定打数より二打多く打ち終了
- 「トリプルボギー」「トリ」 規定打数より三打多く終了
- 「ダブルパー」 規定打数の2倍打って終了
との意味合いです
仲間内のコンペで、初心者に対して進行を速くするために、
最後のパットに「OK」と言われる場合があります
「OK」はパットを打って入ったと仮定していますので、打数に数えてください
打順の参考
スタートホールでは棒に1~4までの筋が入ったクジで決めます
競技会ではハンディキャップの少ない人から打ちます
2番目のホールからは、前のホールのスコアが良い人から、順番にボールを打ちます
打順は、前のホールの打数が少なかった人から打ちますが、同じ打数の場合は、前々ホールの打数を参考にします、同じであればまた前々々に遡り、打数が少ない人から打つようになります
ですので、できるだけ一緒に回っている人のスコアを気にするようにし、
スコアカードに全員の全打数を記載すると、打順を間違いません
規定打数に対しての記載
中にはパー「―」、ボギー「1」ダブルボギー「2」と規定打数との差を記載する方がいらっしゃます
ハーフで集計するの簡単ですが、競技の場合実際の打数を記載して提出するので、
書き換えるときに間違う確率が増えます
競技をされる場合は、実際の打数を記入したほうが、間違う確率が低くなります
なぜこんなことを言うかと、過少申告は失格になるためです
過大申告は失格になりません
マーカーと各ホールの打数を確認を行い、
マーカーにサインを貰いスコアカードを提出することとなります
プレー後
アウトとインの18ホール合計打数を計算します
ハンディキャップがあれば⑤HC(ハンディキャップ)を記載します
アウト(1番ホール~9番ホール)の合計打数
イン (10番ホールから18番ホール)の合計打数
アウト・インの語源は、スコットランドのセントアンドリュースが起源といわれています
クラブハウスからスタートして、9番ホールで折り返してクラブハウスに帰ってきます
下の図がセントアンドリュースです。ゴルフ関連の原点が多く存在する場所です

ハンディキャップ
ハンディキャップが各個人で決まっているコンペでは記載しましょう
ハンディキャップは力量が異なる人が、平等にゲームできるように考え出されたシステムです
コンペなどはダブルペリア方式(新ぺリア)と呼ばれるハンディキャップ算出方法が利用されます
ハンディキャップ = (隠しホール12ホールの合計打数×1.5-隠しホール12ホールの合計パー)×0.8
このハンディキャップ算出はゴルフ場側で、隠しホールを選定し、計算してくれるので
私たちプレーヤーはラウンド終了時に分かることとなります
ネットスコア
トータルスコア(総打数)からハンディキャップを引いたものを⑥ネットスコアと呼びます
コンペの場合ネットスコアで順番が決まります
ネットスコアが少ない人が優勝となります
同じネットスコアの場合、ハンディキャップが少ないほうが上位になりまし、ハンディキャップが同じの場合は年齢が多いほうが上位となります
スコアカードとは
ゴルフ場の各ホールの情報が記載されています
各ホールの距離Back Tee(青) Regular Tee(白) Lady’s Tee(赤)
各ホール上下の2つの距離がある場合は2グリーン
雷などの緊急時の対応用のトイレや避雷舎が書かれています
ローカル・ルールについて書かれています
HDCP ホールの難易度について記載されています
HDCPの数字が少ないほど難しいホールとされています(実際はマッチプレー時に使用)
スコアカードはゴルフ場の顔と言っていいと思います
そのため、デザインに凝っていたりと、プレーした思い出となります
スコアカードをすぐに捨てるのではなく、記念品として残しておくのも良いと思います
スコアカードの由来
ゴルフ本来のスタイルはマッチプレーでした
マッチプレーとは一対一のグリーン上の決闘の様相と聞きます
相手より少ない打数でホールアウトした回数を争います
一ホールごとに決着がつきます
そのため、スコアカードが必要ありませんでした
相手に対していくつ勝っているといった認識で十分でした
しかし、大きな大会では参加人数が多く、マッチプレーで対戦していると時間がかかるということで、ストロークプレイが導入されました
ここで困ったのは参加したゴルファーたちです
各ホールの打数を覚えることはままならず、記録するものがなく、大変困り
自分のワイシャツのカフスに鉛筆でホールごとの打数を書いたそうです
そこで腹を立てたのが、ゴルファーの妻たちでした
旦那がゴルフに行くと、ワイシャツのカフスを鉛筆で汚し、洗濯する女房達の大変なこと
鉛筆の黒鉛がカフスの布の目に奥に入り込み、洗っても洗っても白くはなりません
その苦情を聞いた洋服屋がワイシャツの替えカフスを考え発売したところゴルファーの妻たちに大好評
その名残として、替えカフスが現在でも残っているのです
カフスが形を変え、スコアカードとなりました
まとめ
自分の名前を一番上・左に書く
ホール終了後、できるだけ早くに自分の打数を同行者に伝える
ゴルフ場での重要な情報が詰まっている
過少申告は失格になるので注意
残しておくと、思い出の品になる
ゴルフで楽しい人生を
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